【蓮田市】都市計画道路「蓮田駅東口黒浜線」工事エリアで遺跡調査が本格化…歴史の発見に注目
蓮田市黒浜では、都市計画道路「蓮田駅東口黒浜線」の整備工事が進んでおり、周辺の景色にも少しづつ変化が見られるようになってきました。
とくに藤ノ木坂交差点周辺では、道路工事に先立って埋蔵文化財の調査が行われていて、現在は埼玉県埋蔵文化財調査事業団のみなさんによる発掘作業が本格的に進んでいます。
このエリアに広がる「新井堀の内遺跡」は、JR宇都宮線・蓮田駅から東へ約2km、大宮台地の東側に位置する場所です。
縄文時代から中世の痕跡が残る遺跡として知られており、過去の調査では、大量の銭貨が詰められた常滑焼の大きな甕も見つかっており、当時の暮らしぶりが分かる発見として注目されています。
今回の調査は2026年3月31日まで実施される予定で、現場ではすでに、昔の住まいの跡と考えられる“くぼみ”や“柱の跡”のような部分が地面から見つかっているそうです。
工事エリアの一角に発掘区画が作られており、道路整備が進む“新しい街の姿”と、蓮田市に眠る“昔の暮らし”が同時に感じられる貴重な期間となっています。
発掘の進捗は、埼玉県埋蔵文化財調査事業団のホームページでも紹介されていて、今後も新たな出土品が見つかる可能性があるそうです。
道路が完成したころには、この場所の歴史にも新しい発見が加わっているかもしれませんね。
蓮田市黒浜付近(バス停 宿下)はこちら↓






