【白岡市】補聴器購入費の助成やシニア教室など支援充実 元気な高齢者を応援する取り組みに注目です
高齢になっても、趣味を楽しみながら毎日をいきいきと暮らしたい。そんな願いを応援する取り組みが、白岡市内で進められています。現在、白岡市では「補聴器購入費助成事業」が実施されています。対象となるのは、白岡市内に住む65歳以上の方で、一定の聴力レベル以下と判定され、日常生活に支障があると認められた場合です。
この事業では、補聴器の購入前に申請を行うことで、最大2万円までの助成を受けることができます。「会話が聞き取りにくい」「周囲の音が聞こえづらい」と感じたとき、費用面から補聴器の購入をためらっていた方にとって、心強い制度となっています。
補聴器の販売・相談を行っている「オプトVIEW白岡本店」(白岡市小久喜・白岡駅西口すぐ)では、「聴こえの不安を感じたら、まずはお気軽に無料の聴力検査を受けてください」と呼びかけています。
補聴器にはアナログとデジタルの2種類がありますが、現在おすすめされているのは、最新のデジタル補聴器です。人の声をクリアに拾い、周囲の雑音を自動的に抑えてくれる機能が備わっており、日々の生活に合わせた細やかな調整が可能です。
さらに最近では、補聴器自体が非常にコンパクトになってきており、装着していてもほとんど目立たないデザインのものも登場しています。「抵抗を感じる」「目立つのが恥ずかしい」と感じている方にこそ、使ってみてほしいアイテムです。
一方で、体の健康維持を支える取り組みとして、市内では「シニア元気アップ教室」が実施されています。これは、白岡市に住む65歳以上の方を対象とした介護予防プログラムで、全24回の講座で構成されています。
教室では、筋力向上のトレーニングや、柔らかいボールを使った運動「健だま」、栄養や口腔機能に関する講義、脳トレなどが行われ、専門スタッフが個別の運動計画を作成してくれます。
教室を修了した方には、予約不要で自由にトレーニングマシンが使える「フリートレーニング」の機会も提供されます。健康状態に応じては医師の意見書が必要になる場合もあるため、詳細は白岡市の公式ホームページでご確認ください。フリートレーニングができる施設は2か所あり、以下のとおりです。
・白岡市高岩にある「いきいきさぽーと(老人福祉センター敷地内)」
・白岡市篠津の「白岡市役所篠津分館(旧白岡市消防篠津分署)」
市の担当トレーナーの方によると、「最初は不安そうに来られた方でも、継続して通うことで徐々に笑顔が増え、今では習慣のひとつとして楽しく通われています」とのこと。加齢による心身の変化に気づいたとき、こうした地域の支援制度を上手に活用することで、より快適で前向きな生活が送れるかもしれません。
ご家族やお近くの高齢の方が気になっている様子でしたら、ぜひ白岡市のこうした取り組みをご紹介してみてください。
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